日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書) pdfダウンロード

日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書)

吉川徹 / 本

日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書) pdfダウンロード - 吉川徹による日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書)は光文社 (2018/4/17)によって公開されました。 これには375ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、18人の読者から4.5の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書) の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書)
作者 : 吉川徹
ISBN-104334043518
発売日2018/4/17
カテゴリー本
ファイルサイズ20.31 (現在のサーバー速度は25.22 Mbpsです
日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書) pdfダウンロード - メディア掲載レビューほか 「学歴」で分断される日本 「非大学卒若者」の現実を語るときが来た 人種による階層を所与の前提としてきたアメリカ社会に対して、全ての人をなんとなく包含してきた日本の社会も、ついに不都合な真実に向き合わざるをえないと本書は提言する。「学歴」によって我々の社会は分断されつつある。 同程度の学歴を持つ男女が結婚しがちで、そして、同様の学歴が親から子へと世代を超えて引き継がれていくならば、「学歴」はもはや立派な階級なのだ。この残酷な事実を直視して、それぞれのクラスが抱える問題にアプローチしていくほうが、抽象的な格差是正論よりも現実的だ。うっすらと意識しつつ、口にするのを憚ってきた事実に、本書は単刀直入に切り込む。 「日本の若者」という一括りが決して一様ではないとデータによって明かされるのも興味深い。若者は政治的関心が低いというステレオタイプは非大学卒の若者の特徴で、大卒集団の政治的意欲はさほど衰えていない。また、下降傾向の社会に生きながらも幸福感を持っているという若者像も女性の傾向であって、男性には将来不安も色濃い。大規模調査とその解析によって、我々の感覚的な若者像も、具体的な区分なくして語れないことが説得的に示される。 なかでも、本書の意義は、日本にも「階級」があるという圧倒的な実感を突きつけてくるところにある。日本の高度経済成長期を支え、そして今、孤立しつつある「非大学卒男性」の実像を、その多くが大卒と思われる本書の読者層は、どれだけ具体的にイメージできるのだろうか。「高卒、中卒を対象にした子育て政策」なんて言われると、私は心の底からぞっとしてしまう。背後にあるエリート意識に拒否反応が働く。 だが、人を区別してはいけないという美しいが無責任な建前を、我々は今捨て去らなくてはいけないのかもしれない。そうしなければ、現実的な政策を議論できないのではないか――岐路に立つ日本に本書の問いかけは非常に重く響く。評者:山口 真由(週刊文春 2018年06月07日号掲載) 内容紹介 「団塊の世代」退出後の 社会に忍び寄る危機とは! 計量社会学者が描き出す “明日の日本の姿" ◎内容 団塊世代の退出後、見えてくるのは、新たな「分断社会」の姿だった――。 『学歴分断社会』『現代日本の「社会の心」』などの著書で注目の計量社会学者が、 最新の社会調査データを手がかりに描き出す、近未来の日本の姿とは。 本書では、団塊退出後の日本社会の主力メンバーを2世代に分け (「宮台世代:1955~74生年」と「古市世代:1975~94生年」)、 さらに「男女のジェンダー」「学歴」の区分を加えることで現役世代を8分割し、 各層の置かれた状況や意識の分断の実態を鋭く読み解いていく。 なかでも現代日本の特徴である大卒層と非大卒層の分断の深刻さに注目。 同世代の5割を占め、日本社会の底堅さを支える非大卒若者(レッグス)を社会の宝と捉え、 配慮と共生を図ることの重要性を訴える。 ◎目次 はじめに 自己紹介の難しい時代/変わりやすいものと、変えようのないもの/ 格差が分断になる理由――人生の「受け皿」の違い…etc. 第1章 忍び寄る次の時代 分断社会という潮流/タテの構造を語る言葉/分断の四要件/団塊の 世代の退出――次世代の日本が姿をみせる/「〇〇じゃない時代」の 先へ――新しいメンバーは20世紀を知らない 第2章 現役世代の再発見 最新の社会の姿を測り出す――SSM調査とSSP調査/日本社会の 主力メンバー――55~94年生まれの40生年/交代要員はいない/若 年層と壮年層――昭和育ちと平成育ち/二人三脚のリレー/若者論と の対応関係/宮台世代・古市世代――壮年層と若年層/変わりゆくジ ェンダー・バランス――分業意識の奇妙なすれ違い/不平等の国の幸 福な女性たち?――男女で異なる生きづらさ…etc. 第3章 学歴分断社会 分断社会の核心にあるものとは?/大卒・非大卒フィフティ・フィフ ティ/18歳の岐路――学歴分断線を越えるか、越えないか/再チャレ ンジを許さない社会/スポンジケーキの上のミルフィーユ…etc. 第4章 人生の分断 「8人」のレギュラーメンバー/稼得力:4・7倍の格差/家計:1 日1万円の豊かさの開き/仕事:偏った分業/居住地域:学歴による 棲み分け/はっきりとみえる人生の有利・不利の凸凹――「8人」の プロフィール…etc. 第5章 分断される「社会の心」 潜在する心の実像を探る/ポジティブ感情:「幸福な若者」は大卒層 だけ/不安定性:「曖昧な不安」から逃れられない男性たち/ジェン ダー意識:イクメンは若年大卒男性の夢/健康志向:男性内部の健康 リスク格差/「勝ち星」の付かない若年非大卒男性…etc. 第6章 共生社会に向かって 分断社会の実像――周縁ではなく本体部分が凹む/レッグス:軽学歴 の男たち――重い大卒学歴を選ばない人生/かつての「金の卵」が、 その後歩んだ道は/日本社会の盲点――行き場を失うレッグスたち/ 大卒層だけをみている社会/レッグスは日本の宝/「たすきがけ」の 相互理解/努力主義は失われていない…etc. あとがき 文献/参照URL 内容(「BOOK」データベースより) 「団塊の世代」退出後の社会に忍び寄る危機とは!計量社会学者が描き出す“明日の日本の姿”。なぜ、「格差」は「分断」に変わるのか?? 著者について ◎吉川徹(きっかわとおる) 1966年島根県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。 現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は計量社会学、特に計量社会意識論、学歴社会論。 SSPプロジェクト(総格差社会日本を読み解く調査科学)代表。 主な著書に『現代日本の「社会の心」』(有斐閣)、『学歴分断社会』(ちくま新書)、 『学歴と格差・不平等』(東京大学出版会)、『学歴社会のローカル・トラック』(世界思想社)、 『階層・教育と社会意識の形成』(ミネルヴァ書房)、共著に『学歴・競争・人生』(日本図書センター)などがある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 吉川/徹 1966年島根県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は計量社会学、特に計量社会意識論、学歴社会論。SSPプロジェクト(総格差社会日本を読み解く調査科学)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
カテゴリー:
日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち (光文社新書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
・日本人の生活水準の底上げが必要と思いました。・大学進学以外の道で、充実した技術学校が必要だと思いました。・日本の人口減を食い止める偉大な仕事を担っているセグメントに対し、日本社会が支援していない冷たい社会であることがわかりました。

0コメント

  • 1000 / 1000