サライ 2018年 11 月号 [雑誌]

サライ 2018年 11 月号 [雑誌] の詳細

特別付録: ランバン コレクション × サライ 2019年版 スケジュール手帳 【縦17.5×横9.5cm】毎年人気のサライ手帳の2019年版。今回は129年の歴史を受け継ぐ「ランバン コレクション」とのコラボ。柔らかい光沢感あるネイビーカラーの表紙に、スペースを広く取ったスケジュール欄。毎日の予定が書き込める月別カレンダーには、大安仏滅、祝祭日の表記があり、毎週日曜日始まりです。大き目のスペースにネイビーの罫線で、とてもくっきり。今年の12月から書けます。表紙見返し部分には、「ランバン コレクション」オリジナルの絵柄、森の中にオオカミが潜んでいます。月別カレンダーのほかに19ページの方眼メモ欄つき、慶弔の心得、手紙文のマナー、俳句の季語など「暮らしのマナー備忘帖」も収録されています。付録でここまで高機能なのに「しおり」付きと良心的、シンプルで渋いので男性向きでしょうか？また、別冊付録は「口福カタログ サライのお取り寄せ」。表紙の特別に選ばれた甘い太秋柿『シンデレラ太秋』始め厳選の燻製、日本酒、松阪牛等々、味覚の秋にふさわしい全国お取り寄せ特集。雑誌内容:『サライ』創刊29周年特大号 第2弾 永久保存版 「フェルメールのすべて 全37作掲載」誌面には42ページのフェルメール大特集が組まれ、解説が記載されています。「全37作品、時代順大きさ比べ」を見開き2頁で展開し、寡作で小品が多いフェルメール作品を同比率で並べています。真贋論争が残る作品も含め、開催中の「フェルメール展」では現存作は35点としていることを断っています。また時代背景や、フェルメール作品と並んで同時代作家作品(レンブラント)や菱川師宣の「見返り美人図」が掲載してあるのも興味深い。また、あまりにも有名な『ワイングラス』の作品解説には、期せずして大学時代に受講した「美学」の授業を思い出していました。各作品解説も周到ですが、と言って冗長で作品観賞の妨げになることなく、フェルメールの光の美、画面構成の素晴らしさを理解する助けとなります。深く読み込みたい。奈良 2018秋 運慶・快慶に出会う奈良フェルメール特集と同じくらい楽しみにしていた特集です。というのも、予告では確か1泊2日で奈良を巡るというモデルプランが掲載されることになっていたと思いこんでいて、「それなら日本史初心者の自分でも魅力に気づけるかもしれないし、仕事にも支障がない！」と喜んでいたもので。しかし本編、「運慶・快慶とはなにものか」から始まり、非常にハードルが低いのでわかりやすいし面白い。興福寺、東大寺、円成寺、安倍文殊院の順に運慶・快慶作の仏像を拝顔、間で味わう美味処が数か所。88頁から見開きでわかりやすいマップつき。「2018秋ぜひとも訪れたい奈良の展覧会・特別公開」も便利。じっくり読んで旅に出ます！このほか「昭和の名作住宅からいまを考えるサライ世代の家づくり」や読み物の頁もいつもながら味わい深い。オススメできます‼︎