高齢者プライマリケア漢方薬ガイド―チーム医療で必ず役立つ56処方
加藤士郎 / 本
高齢者プライマリケア漢方薬ガイド―チーム医療で必ず役立つ56処方本pdfダウンロード - 加藤士郎による高齢者プライマリケア漢方薬ガイド―チーム医療で必ず役立つ56処方は中山書店; 初版 (2016/2/18)によって公開されました。 これには236ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、2人の読者から4.2の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
高齢者プライマリケア漢方薬ガイド―チーム医療で必ず役立つ56処方 の詳細
この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、高齢者プライマリケア漢方薬ガイド―チーム医療で必ず役立つ56処方の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 高齢者プライマリケア漢方薬ガイド―チーム医療で必ず役立つ56処方
作者 : 加藤士郎
ISBN-104521743633
発売日2016/2/18
カテゴリー本
ファイルサイズ18.83 (現在のサーバー速度は21.19 Mbpsです
高齢者プライマリケア漢方薬ガイド―チーム医療で必ず役立つ56処方本pdfダウンロード - 内容紹介 高齢者のプライマリケアに活用できる漢方薬処方ガイドの決定版! 高齢者によくみられる疾患・症状に対し、最初に使いたいファーストライン3処方を中心に適応症状や使い方のポイントを解説。 ひと目で分かる適応症状のイラストや図を駆使してビジュアルに理解できるように工夫。著者は筑波大学総合診療部で漢方外来を開設した漢方薬と高齢者医療のエキスパート。医師はもとより薬剤師、 看護師、介護士らチーム医療スタッフ全員で使える医療関係者必携書。 ・高齢者に多い疾患への処方を病名ベースで解説。 ・ファーストラインの3処方を重点的に解説。 ・分かりやすいイラストで適応症状がよく分かる。 ・ポケットに入る新書判。 ・初心者に最適! 出版社からのコメント ◆下記書評が掲載されました◆ 初学者でも抵抗なく漢方薬を使える配慮が随所に散りばめられている 総合診療 Vol.26 No.8(2016年8月号) GM Library 私の読んだ本より 書評者:前野哲博(筑波大学附属病院総合診療科) このたび,『高齢者プライマリケア漢方薬ガイド』が上梓された.著者の加藤士郎先生は,大変お忙しい診療の傍ら,毎週,当大学の医学生に懇切丁寧にご指導いただいている.また,頻繁に漢方セミナーを開かれ,漢方に興味をもつ医療者への指導にも熱心に取り組まれている.本書は,先生の温かいお人柄そのままに,初学者でも抵抗なく漢方薬を使える配慮が随所に散りばめられている. 漢方にあまり詳しくない医師でも,能書や解説本を読めば,候補となる薬剤をリストアップするのは,ある程度可能である.問題は,実際に処方する薬を1つに絞り込むところであり,どうしてAやBではなくCを選択するのか,という理由づけが難しい.もちろん,それぞれの使用目標となる証は書いてあるのだが,いわゆる「病名漢方」のレベルにとどまっている初学者には理解が難しい.また,薬理学的機序で分類できる西洋薬と異なり,漢方薬は1つひとつの薬剤のイメージを把握するのが難しいことも大きなハードルになっている. 本書は,初学者のこのような状況を熟知したうえで,迷わずに処方薬を決定できるような工夫が凝らされている.高齢者のプライマリ・ケアにおいて遭遇することの多い29の疾患・病態それぞれについて,まずファーストラインとなる薬剤が3つ示される.そして,その3つを使い分けるポイントが明快に示されている.特筆すべきは,その3つの薬剤について,イラストで適応となる患者のイメージと使いこなしのポイントが明示されていることである.さらに,典型例の症例提示,それぞれの構成生薬や使用目標のまとめが示されているので,各薬剤の位置づけを感覚的に理解でき,よりスムーズな薬剤選択につなげることができる. それに加えて,体力と急性期~回復期のステージ別に薬剤の位置づけが一覧表で示され,処方期間や減量・中止の進め方も記載されている.まさに至れり尽くせりで,この一冊があれば,あまり経験のない医師でも,かなり安心して漢方治療を始めることができるだろう. また,本書の副題は「チーム医療で必ず役立つ56処方」である.本書は,医師以外の看護師・薬剤師はもちろん,介護職や事務職,一般の方にも役立ててもらうことを意図して執筆されており,イラストを多用し,平易で簡潔な文章で記載されている.もちろん,難しい証の話は一切出てこない.まさに,漢方に気軽に取り組んでみたいすべての方に,お勧めの一冊である. 著者について 筑波大学附属病院臨床教授、野木病院副院長。高齢者プライマリ・ケアで医療活動に従事するとともに、筑波大学附属病院総合診療科に漢方外来開設。学生および研修医を中心に漢方の教育活動を行っている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 加藤/士郎 筑波大学附属病院臨床教授、野木病院副院長。昭和57年獨協医科大学を卒業、同大学第一内科(現心臓・血管内科)に入局。昭和59年同大第一内科大学院に入局。昭和63年同大第一内科大学院卒業、医学博士取得、第一内科助手。平成7年同第一内科(現心臓・血管)講師。平成16年宇都宮東病院副院長兼任。平成21年野木病院副院長、筑波大学非常勤講師、筑波大学附属病院総合診療科に漢方外来開設。平成22年筑波大学附属病院臨床教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カテゴリー: 本
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著者の加藤士郎氏は独協大を卒業した医師です。本書は高齢者への漢方処方を解説したマニュアルです。著者は1982年に大学を卒業後は内科系でキャリアを重ね、09年から筑波大学で漢方外来を開設し、臨床と教育に従事しています。本書は高齢者の漢方処方を初心者向けに解説したものです。風邪、便秘、腰痛、耳鳴りなどの疾患ごとに、処方される漢方薬を列挙しています。本書独自の特徴としては、まず第一に考えられる処方3種を「ファーストライン」、次に考える3種を「セカンドライン」の形でまとめていることです。たとえば風邪の場合だと、ファーストラインとして葛根湯、麻黄附子細辛湯、香蘇散が挙がっていました。体力があって首肩の凝りが出ている場合は葛根湯、冷えも出ている場合は麻黄附子辛湯、体力が落ちて胃腸も弱い場合は香蘇散という具合です。これで様子を見て効果が出ない場合はセカンドラインとして、インフルエンザ様の発熱がある場合の麻黄湯、冷えが強い場合に真武湯、鼻水が出ている場合は小青竜湯などの方剤が検討されます。処方の基準となる症状はデフォルメされた人体図で示され、投与期間も図示されるなど直感的に理解しやすいものでした。症例や構成生薬についても触れられているので、体系的に漢方全体の概略を掴めるように工夫されているという印象を持ちました。本書は、このように初めて漢方を処方する専門家向けに丁寧に作っているマニュアルです。生薬の性質や証については割愛されていましたが、本書を入り口にして専門書に入れば深く学べると思います。
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